一流の人は何が違うのか/一目でわかる5つのポイントで考える

 

「ワンランク上」

「できるプロフェッショナル」

「どこか卓越した雰囲気」

そんなことを周りに自然に思わせる「一流」

「その他大勢」との一目でわかる違いは?

 

 

華やオーラはどこで生まれているか

 

「あの人は一流」と思うと、人はよく「華がある」や「オーラが違う」などと言います。

一流とその他大勢を分けるものは、マインドや生き方や、仕事の成功度など、その人の内面や環境が深く関与していると思われますが、それが見た目に表れているので、周りが「華」「オーラ」を感じているわけです。

その見た目は、「輝き」のようなものを帯びています。大勢の人の中にいてもそこだけぽうっと明るく光るような感覚、面と向かえばはっと、目が開かれるような感覚です。誰にでも明らかに「違う」と思わせます。そこではっきりと「一流」と「その他」に見た目で分かれてしまうのです。

それでは、純粋に見た目で考えた場合、一流の人にはどういう特徴があるのでしょう? 明らかに「違う」と思わせる、そんな見た目を作っているのは何でしょうか?

そこにはポイントがいくつかあるのです。

 

どこにいても光る人の外見ポイント5つ

 

「輝き」を生み出しているのは、「生気」です。一流だと思わせるような華やオーラを持つ人は、見た目に生き生きした様子があります。

もちろん、社会的に活躍していることも「一流」の証ですから、何かをなしとげる意欲やエネルギーのような目に見えない「生気」を持っている人ばかりでしょう。しかし、見た目でわかるなら、やはり純粋な見た目の違いがあるはずです。一流と多くの人が感じる輝きは、ギラギラした暑苦しいイメージではありません。どちらかといえば、おだやかなイメージです。ほのかに輝く、ぼうっと光を発する感じでしょうか。

上で書いたように、一流の人は意欲やエネルギーのような目に見えない「生気」を内に持っていると考えられますが、その生気にふさわしく、外見に対しても意識が高いものです。服装や身だしなみもしっかりしてますが、自分が持っている身体の要素も怠りなく整えています。ですから、下のような特徴があるのです。

 

①眼がいきいきとしている

②口角

③姿勢や動作がきれい

④声が明瞭で

⑤まっすぐな視線

 

ひとつずつ見ていきましょう

 


①眼がいきいきとしている

目の状態は人が無意識に知覚する部分。メンタルや知性も目に表れます。いきいきしていれば、それだけで関心が引き付けられます。反対にどんよりと生気のない眼差しに人は惹きつけられないし、また期待を感じてもくれません。

目が生き生きとした人は周囲や他人をちゃんと見ています。それだけ目をしっかり開けているのです。ですからトロンとした緩んだ目つきはしていません。

また、そういう人は自分の視線を意識しています。他人に対して視線を合わせるべきときを知り、目に熱意を込めたり、感情を表現したりすることをサボりません。

人間は無意識に,人の目の様子を感知します。目が生き生きとした存在はそれだけ他人の目を引きつける吸引力を持つのです。

毎日ちゃんと目を開けて、他人に接するときの自分の視線を見直してみてください。目を使っている、目を活かしている、そんな毎日が目に生気をもたらし、人を無意識のうちに惹きつけます。その状態が一流の人間の華やオーラにひと役買っているのです。あなたもいつしか人を惹きつけるようになれるのです。

 

②口角

表情の豊かさは、人間の豊かさを想起させるものです。目が生き生きとしていることの大切さは上で言いましたが、表情が生き生きしていることも華やオーラに関係あります。とりわけ笑顔が素敵な人は、その場にパッと華やいだ雰囲気をもたらすものです。

ただ、ふだんなんでもない時に始終表情を動かしたり、一人でいる時に笑顔でいたりするのは無理があるように思えます。しかし、華やオーラは、その人が一人でいてもなんとなく感じられるものです。ではそんなときはどこが違うのでしょうか。

それは口角です。どこか人を惹きつける表情をしている人は、「その他大勢」と比べると、口角が少し上がっています。口角の角度はまた、知性を感じさせるかどうかも左右するものです。

ふだんから口角を少し上げるようにしてみてください。口角を上げ慣れている人は、表情も豊かになりやすく、笑顔もとてもチャーミングになります。笑えばパッと華が咲いたように人の目に魅力的に映るようになるでしょう。これは男性も女性同じです。

 

③姿勢や動作がきれい

すっと伸びた姿勢や、メリハリがあって隙のない動作、あるいはなめらかな動作は、人の中にいてもなぜか目立ちます。これも華やオーラの要素のうちなのです。

ことに姿勢は大事です。「一流の人」というと、背筋スッと伸びた堂々とした様子を想像する人が多いもの。しかし残念ながら、日本人は姿勢が悪い人がけっこう多く、それが雰囲気を地味にしてしまっています。歩き方を含めた動作も、姿勢が悪いと同じように見た目が悪くなります。

姿勢や動作は健康にも大きく影響し、悪い姿勢や見た目が悪い動作は、腰などを痛める原因にもなります。軽視せずに、ぜひ今日から意識してください。どこにいてもなぜか誰もの目が惹きつけられる人になる日が近づきます。

 

④挨拶の声が明瞭である

明瞭な声は、人に心地よい刺激を与えます。パッと人を振り向かせる磁力があるのです。

そんな声の魅力が目立つのはで挨拶のとき。

初対面で交わす挨拶、「おはよう」「ありがとう」などの日常の挨拶、どこか卓越した印象を人に感じさせる人ははっきりとした声を発します。その声に「できる」雰囲気や自然な自信、ポジティブなあり方を感じ取るのです。

ところが、そんな時にはっきりと聞こえない言い方だったり、間伸びした発音だったりすると、少なくとも人に心地よい刺激は与えず、人に何かの印象を与えることもできません。強いて言えば「暗い」「できなさそう」くらいの印象で終わるのです。

なお、明瞭な声というのは大きく張り上げる声とは違います。一音一音をちゃんと出していることです。ただ、声を出すときはお腹の力を意識して、自分の中にしっかり響く声を目指してください。「印象的」と人が感じる話し方になりますよ。

 

⑤まっすぐに相手を見る

①でも言いましたが、人間は無意識に,人の目の様子を感知します。私たち人間は自分で思っているよりも、ずっと人の目の状態に敏感なのです。

視線のあり方は、目にかかわることの中でも最重要な「オーラポイント」です。皆さん、それはよくお分かりのようで、「目力をつけたい」と思う方は少なくないようです。そのトレーニングとして、まっすぐに人を見る視線を意識してください。

視線のまっすぐさは、健全な自信や安定感を人に感じさせる要素です。会う時、話す時、人をまっすぐ見ることができる人に、人は知らず知らずのうちに惹きつけます。

まっすぐ人を見るといっても、正面から見据える、ということとは違います。それでは相手や周囲は怖がるか不快を感じるだけです。まっすぐ人を見るということは、オープンな気持ちで自分を相手に見せることでもあるのです。上の①から④を実践して下さると、そのオープンな気持ちも伝わりやすくなります。

 

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本当にできている人は少ない

 

いかがですか?

「なんだ、意外と簡単なことなんだ」。そう思うかもしれません。いえ、そう思うのが自然でしょう。しかし、本当にこの5つのポイントが整っている人は少数です。上のように心がけている人は多いのかもしれません。しかし、人から見て、実際にそうなっている人はそんなにいません。ですから、できている人は自ずと目立つのです。

簡単に思えるけど難しい、身体要素のコントロール。

でも、ぜひ意識していただきたいところばかりです。これらが5つができれば、間違いなく普通の人にはない輝きが身につきます。これら5つは、対人魅力を高める要素でもあり、誰をも輝かせるポイントだからです。

これらはすべて「エグゼクティブプレゼンス」と呼ばれるビジネススキルの一環でもあります。「エグゼクティブプレゼンス」とは、上に立つ人にふさわしい雰囲気を指し、日本語では「一流の存在感」とも訳されます。曖昧な印象を持つかもしれませんが、米国をはじめとしたビジネス先進国では「上に立つ者の資質」とされ、人事関係者などにもリーダーシップの重要な一部として認識されています。キャリア、ポジション、収入に直結するスキルなのです。

ですから、ぜひ上の5つはできることから始めてください。後から本当によかったと思うでしょう。

ただし、これらのポイントの中には、もし今まで意識していなかった場合すぐに真似するのが難しいものがあります。

例えば①は、目をいきいきと輝かせる方法を知りたくなるでしょう。②は締まった表情とはどのようなものか、どうすれば表情が締まるのかがわからないと困るでしょう。③もきれいな姿勢や動作のセオリーを知って、多少練習しなければなりません。

しかし、だからと言ってがっかりしないでください。④や⑤は今日、何でしたら今この瞬間から「やろう」と思えばできることです。ぜひ挨拶を明瞭にし、まっすぐ相手を見ることから始めて下さい。見た目が変わるだけで内面もそれに合わせて変わります。その繰り返しはあなたをいつのまにか上のステージへのステップを上げていく正のスパイラルになるでしょう。

その上で、もっとオーラや上に立つ人の資質、一流の存在感を磨きたければ、ぜひ「エグゼクティブプレゼンス」に興味を持ってください。

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丸山 ゆ利絵

プレゼンスコンサルタント®/アテインメンツ合同会社 代表

 

 

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